スマートフォンなどの普及により、自撮り機能の品質も非常に向上したことでソーシャルネットワークにオシャレな写真がたくさんアップされています。
プロの写真家だけが美しくキレイな写真を撮れるとは限らず、最近では誰もでも簡単にキレイな写真を撮れるようになりました。
このことからも、写真をただ撮るだけでなく加工をして楽しんだり、キレイな写真を活用して別のことに使ったりと二次利用などをすることも増えています。
そこで今回は、ウェディングフォトを撮るという方におすすめの「ムービー(動画)制作」についてご紹介します。
目次
ウェディングフォトを活用したムービー制作とは?
せっかくキレイに撮影してもらったウェディングフォトを、「もっと活用できる方法はないかな」と思われている方も多いのではないでしょうか。
撮った写真を引き伸ばして大きめのサイズの写真として自宅に飾っているという方も多いですが、中には結婚式の招待状や、披露宴会場の入り口に飾るためのウェディングボートに撮った写真を利用するということがあります。
そして、今回注目している「ムービー制作」についても、ウェディングフォトで撮った写真、またはウェディングフォトの撮影をより有効に使うための大きなポイントの一つです。
ウェディングフォトを使ったムービー制作
ウェディングフォトで撮影した写真を活用したいというときにおすすめなのが、「ムービー(動画)制作」です。
写真を撮影してもらったスタジオのウェディングフォトプランの中にムービー制作が含まれている場合もあるようですが、基本的には個人的に作りたいという方が写真のデータを使ってオリジナルのムービーを制作することが大半のようです。
写真データを使って動画を作るためには、スマートフォン向けの動画アプリを使うのも良いですし、インターネットで検索をすれば無料で使えるムービー制作ソフトなども多く出回っています。
より機能が多い制作ツールを使いたいという方は有料のソフトをダウロードする、またはムービー制作会社に依頼して作ってもらうのも良いでしょう。
オリジナルムービーを自作することのメリットやデメリット
先にもご紹介しましたが、オリジナルのムービー制作はウェディングフォトを撮影してもらったショップに頼むこともできれば、映像関係の業者や結婚式場に依頼して作ってもらうこともできます。
ただ最近では、きれいな写真データがあるので、ムービーは自分たちで「自作しよう」というカップルが増えているようです。誰でも簡単にムービーを作れるツールが多いこともムービーを自作する方が増えている理由の一つですが、実際に「オリジナルムービーを自作することのメリットやデメリット」はどういったことかを以下で見ていきます。
《メリット》費用を大きく節約できる
式場のプランやウェディングフォトプランにあらかじめ「ムービー制作」サービスが含まれていれば、自分たちで制作する必要はなさそうですが、別途制作を依頼してムービーを作るとさらに費用がかかってしまいます。
そのため、ムービーを自作するという方法をとれば「費用を大きく節約できる」というメリットが生まれます。
業者に依頼してムービー制作をしてもらうと、少なくとも数万円、高いときには5万円から10万円以上の料金がかかるということも珍しくありません。その一方で、無料の動画制作ソフトなどを使えば、写真データさえあれば簡単にムービーを自作することができて便利です。
《メリット》二人の共同作業で思い出が深まる
はじめて動画を作るという方や、披露宴で流す用のムービーを自作するときには「ちゃんとした動画が作れるかな」と心配になりますが、試行錯誤をしながら共同作業をしていれば苦労した分だけ二人の絆がより強まりますし、大変だったことも大切な結婚の思い出として残すことができるはずです。
それに、作るのは大変だったけどその分観た人が感動してくれた、良かったよと声をかけてくれることがあれば苦労して作った分、大きなやりがいを感じられるはずです。
《デメリット》手間がかかってしまう
自作でムービー制作をすることのデメリットは、やはり「手間がかかってしまう」ということです。
結婚式前は式の準備など、とにかく慌ただしく時間が過ぎていきます。そのため、ウェディングフォトを事前に撮影するときには、結婚式よりも2~3か月前には撮影し終わっておいたほうが良いとよく言われます。そのため、自作ムービーに関しては時間や手間がかかることは承知のうえで、できるだけ早いうちから準備を進めておくのがおすすめです。
《デメリット》編集は十分に注意が必要
オリジナルの動画作成では、「編集作業」に十分気をつける必要があります。
それは、編集を失敗してしまったことで一部だけ映像が途切れてしまったり、音量がそこだけ大きくなったりして不快に感じてしまうことがあるからです。
二人らしい写真をたくさん動画に組み込むことができますが、写真を入れ過ぎたことで一つ一つの写真がよく見えなくなってしまうことも多いので、何度も見返すなどして必要最小限の写真だけを組み込むようにすることもポイントです。
新郎新婦だけで作っていると動画の良し悪しが判断できないので、できれば第三者に確認してもらって見やすさや出来栄えなどを確認してもらうとより完成度の高いムービーを作成することができるはずです。
まとめ
ウェディングフォトと同じで、結婚祝いのオリジナルムービーを制作するときには、できれば挙式や披露宴の2、3か月前には完了しておいたほうが気持ちに余裕が持てるので理想的です。
式が近づくにつれてどんどん忙しくなりますし、何より急いで作ってしまったことで完成度が低くなってしまったり、ムービーが結局完成しなかったりという可能性があるからです。
ウェディンフォトムービーを自作すると費用がかからないことが大きなメリットではありますが、場合によっては時間や手間がかかってしまうことも覚えておきましょう。手間をかけずにより高品質なムービーを作ろうというときには、やはり映像関係の業者にお願いするのが一番です。
そして、はじめからムービー制作を視野に入れているときには、ウェディングフォトプランに動画制作やムービーサービスなどが含まれているかを事前に確認しておくと良いでしょう。