《和装》で撮影するときの「髪型」はどうしたらいい？結婚式前撮りをする前に知りたいヘアスタイルのこと

結婚式とは違う日に前もって記念写真を撮ることを「前撮り」といいますが、「挙式や披露宴では着ないから、前撮りでは和装を着たい」という花嫁さんがたくさんいます。

そこで気になるのが、一生の記念に残る前撮り写真の衣装選びだけでなく、「和装に合わせる髪型」や「ヘアアレンジ」はどうするかといったことです。

こちらの記事では、結婚式の前撮り用の衣装で和装を選んだときに、どのような髪形にしようか迷っているという方に向けて「和装に合う定番の髪型」や「最近話題のヘアアレンジ」などを簡単にご紹介します。

和装とウェディングドレスそれぞれに合ったヘアアレンジを選ぼう！

結婚式前撮りでは、実際に結婚式で着るウェディングドレスを着て撮影をすることもあれば、挙式や披露宴では着ない和装を選んで撮影をするということもあります。

ウェディングドレスと和装のどちらを選んだとしても、お二人の幸せオーラ満載な写真を撮影できることに変わりはありませんが、花嫁さんにとくに慎重に選んでほしいのが「ヘアアレンジ」です。

どのような髪形にして撮影するのかによって、花嫁衣装姿がさらに引き立ち美しく魅せることができるからです。

そして、ヘアアレンジを選ぶときにはウェディングドレスと和装では似合う髪形が異なるため、それぞれに適した最高のヘアアレンジを選ぶようにしましょう。

以下では、結婚式前撮りの衣装に「和装」を選んだときに知りたい「ヘアスタイル」や「髪型」についてご紹介します。

和装の花嫁衣装といえば、「白無垢」や「色打掛」が有名です。

昔は、このような和装の花嫁衣装には文金高島田を結うといったように決められていましたが、現在では必ずしも決まっている髪型はなく、日を追うごとにさまざまなヘアスタイルや今風のヘアアレンジが誕生しています。

とはいえ、昔も今も変わらず和装姿の花嫁さんが美しくみえるとされているのが、「首まわりをきれいに出す」ということです。

どのようにヘアアレンジを工夫したとしても、首まわりに髪の毛がかかってしまうと全体が詰まってみえてしまいます。そのため、和装を着るときには、できるだけ髪の毛をアップして、下ろすとしても横に広がらないようにボリュームを抑えた髪型にするのがおすすめです。

「結婚式の前撮りで和装を選んだのは良いけど、髪の毛をアップしたら丸顔が目立って嫌だ」という方も多いでしょう。

そのようなコンプレックスへの対策は、「髪をまとめる高さを工夫する」ことが一番です。

最近の傾向では、がっちりと髪の毛をまとめてアップするだけでなく、ゆるく巻いた髪の毛をまとめて留めるシニヨンスタイルが自然な柔らかさがでると人気があります。

また、髪の毛の色も、「和装には黒髪！？」といった暗黙のルールがなくなって、今風にパッと明るくしてシンプルにまとめるといった髪型を選ぶ方も増えています。

「和モダン」を取り入れた結婚式にしたいというカップルが増えているのをご存知ですか。

和装でありながら現代風のモダンテイストを取り入れた和モダンが人気ですが、さらにオシャレを高めるヘアアレンジを加えれば、いつもとは違った自分たちだけのオリジナリティ溢れる前撮り写真を撮ることができます。

和モダンの前撮りに多いのが、白無垢にエンジェルベールを組み合わせる着こなしです。また、髪形も前髪を横に流す、額が隠れるように下ろすというだけでなく、思い切ってクルクル巻いて個性を引き出すといったアレンジも人気です。

まとめ

結婚式の前撮りをするなら、「絶対に和装を着た写真が撮りたい」という方もいるでしょう。

前撮りであれば撮影にゆっくりと時間をとることができますし、写真の仕上がりをチェックすることもできます。

どのような和装が自分に合っているかを見極めることも大事ですが、それと同じくらい大事なことが「髪型」や「ヘアアレンジ」の選び方です。

どのような髪形で写真に写りたいかは事前に結婚情報誌に掲載されている写真や、SNS（ソーシャルネットワーク）でよくみられる髪型を参考にしてみるのも良いでしょう。

そして、その髪型が本当に和装に合うかどうかは、プロのヘアメイクさんや衣装屋さんに確認してみるなど、後悔のない選択ができるように早いうちから打ち合わせを重ねておくと安心です。